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国際交流会館
インド工科大学ハイデラバード校

幅 11m,高さ2.85mの細長いマスを井桁状に積層して構成. ベンガラ色に塗装.柱は400×1,000 mm,梁は350×700 mm.
宿泊室のスケールを井桁に積み上げる──国際交流会館
国際的な活動をする大学であればあるほど,大小さまざま な研究集会や会議,あるいは短期集中講義などのためにさ まざまな人たちが頻繁に訪れる.国際交流会館はそのため の宿泊施設である.また隣接する国際会議場との一体的な 利用も想定している.すべての部屋を幅 11m,階高 2.85m の棒状の長いマスに収め,それを井桁状に組み上げて,3 つの性格の異なる中庭をつくる構成である.中庭に熱気が 溜まらないように宿泊室を適宜抜いて風通しを確保している. また建物全体が大きな量塊に見えないように,端部を飛び 出させて宿泊室のスケールが外観を支配するようにした.そ れによって,眺望のよい部屋できる.この立体的な構成をさ らに強調するために,外部片廊下を交互に配置し内部を紅 殻色に塗装した.この色の名前はインド亜大陸の東の付け 根の地域名ベンガルに由来し,ポルトガル語経由で日本の 紅柄色になったという.日本の支援で建設された施設にふさわしい色である.

全体配置を俯瞰できる航空写真。井桁状にボリュームを組み合わせる構成

スタディ中のスケッチイメージ

ボリューム近景。

手前は新規につくった調整池。

断面図。調整池と国際交流会館との関係。

井桁状のヴォリューム構成は中庭に風の通り抜けをつくりだす。

国際交流会館食堂より中庭を見る.1 階は受付,ロビー,食堂,厨房,会議室など,2 ~ 5 階が宿泊室.シングルルームから長期で家族と共 に滞在ができる広めの部屋まで,全 200室が用意されている.


作品名 インド工科大学ハイデラバード校
設計 東京大学IITHキャンパス施設設計チーム(基本設計)日本設計+アプルデザインワークショップ(実施設計)
施工 L&T Technology Services
所在地 ハイデラバード
英文作品名 Indian Institute of Technology
architects: IITH Campus Design Team of the University of Tokyo ,NIHON SEKKEI,Inc. APL design workshop
国際交流会館(International Guest House)
敷地面積 16346m2
延床面積 30,123 m2
建築面積 15,100m2
階数 地上6階
構造 RC造
工期 2019年3月〜2022年2月