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株式会社三共製作所 G&P棟・森海ホール

Sankyo Seisakusho Shizuoka Factory

機械部品メーカーである株式会社三共製作所は、茶畑が広がる牧之原台地に緑あふれる広大な敷地と個性的な工場群を展開している。この敷地の南側の丘に製缶機械を製造する新工場の計画を行った。

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計画地は将来の緑化に備えて育成されたクヌギやサクラを主とした雑木林であった。雑木林を核として社員にも来客にも快適で、それを通して企業姿勢を表現できる形を追求した。その解を雑木林に沿って一文字に走る長さ90mの回廊に求めた。複数の製造ユニットを並列して走らせるために、工場には長辺90m、短辺23.6m、高さ15mが必要であり、検品に訪れる顧客は注文した製造ユニットに直接行けることが求められた。工場に沿って配置した回廊がこれを可能にする。回廊の深い庇は雑木林の地被植物や低木に視線を導き堪能でき、帰路にあっては回廊の先に茶畑が広がる。回廊の端に顧客用の車寄せを配し、中間に八角形の東屋を雑木林に分け入るように設けた。

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周辺の樹木と響きあう9本のY字型の柱が屋根を支え、大きなガラス面を通して雑木林が部屋の中に染み込む。主として顧客との歓談や打ち合わせの場所として設計は始まったが、やがて音楽会も開催できるようにと期待が広がり、それに沿った音響設計、設備設計を行った。工場の建物にはセキュリティ保全のために低い位置に大きな開口を設けられないので高窓を設け、室内を床壁天井全て白色とすることで視認性が高く開放的な作業環境を目指した。

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location:静岡県菊川市

completion date:2017.01

project team: 江口英樹、斎藤せつな、罍彩子

principal use:工場・事務所

number of stories:地上2階/2 stories

structure:鉄骨造 / S structure

structural engineering:小西泰孝建築構造設計 / KONISHI structural engineers

acoustic consultant:東京大学環境音響学研究室(佐久間哲哉研究室)

landscape architect:エスエフジー・ランドスケープアーキテクツ SfG landscape architects Inc.

contractors:平井工業

mechanical and electrical engineer:EOSplus

building area:3158.27

total floor area:2866.57

photography:北嶋俊治 kitajima toshiharu/archi photo

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