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K-HALL

A small landmark across from a local railway station that acts as the face of the town

ファスニング事業と建材事業を展開するYKKグループは、製造・開発の一大拠点がある富山県黒部市に本社機能の一部を移すために、市内で様々な取り組みを進めている。その一つに社員寮の整備がある。K-TOWNは富山県黒部市あいの風とやま鉄道黒部駅前に整備された単身寮であり、K-HALLは、そのなかにあって共用施設である。

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新幹線駅ができ、自家用車依存社会化が進むなかで黒部駅は昔の面影はないが、かつては北陸本線の駅として、特急も停車した街の玄関口であった。K-HALLは、単に内部機能を満足させるだけではなく、地域のシンボルとしての役割を引き受けるべきだと発注者も設計者も考えた。

ボリューム構成はアーチの縦半分を断面とするチューブ(管)を基本として、それを組み合わせた。チューブの端部を開放して駅広に向かって内部の活動を露出させた。内壁は、厚さ5mmに曳いた県産材杉板を反らせて両端を鋼製の溝に差し込むことでアーチ状に形成している。この小さなアーチ面が、内部空間の大きな半分アーチと共鳴し、複雑で心地よい波動的なリズムを生み出している。 二階建てとはいえ高さは12mあり、独特な外形もあいまって強い存在感を示し、駅前の風景を一新している。人気も少なかった駅前に活気をもたらしている。

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所在地:富山県黒部市天神新444-9

建築主:YKK株式会社

設計:アプルデザインワークショップ

担当/大野秀敏、江口英樹、山本真也、外村和隆(*)、岩田慎一郎(*)、河野裕介(**)

(*)元所員、(**)工事監理担当者

構造設計:MID研究所

設備設計:総合設備計画

照明設計:E0S plus

音響設計:佐久間哲哉(東京大学)

施工:松井建設

 

Location: Kurobe, Toyama Prefecture, Japan

Completion date: July, 2017

Client: YKK

Architect:  A.P.L. design workshop. OHNO, Hidetoshi,    EGUCHI, Hideki,    YAMAMOTO, Shinya,    KONO, Yusuke,    IWATA, Shinichiro    HOKAMURA, Kazutaka

Structural engineering:MI+D architectural structure laboratory

Mechanical and Electrical engineer: Sogo Setsubi Consulting Co.,Ltd

Lighting design:EOS Plus

Acoustic engineering:SAKUMA Tetsuya(University of Tokyo)

Contracotrs: Matsui Kensetsu

Site area:676,59㎡

Floor area:614.82㎡

Photo: KITAJIMA Toshiharu/ Archi Photo

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