岐阜高校
Gifu Senior High School
Promenade that penetrates through the school and towers crowned with round roofs
生徒と生徒の交流、生徒と先生の交流のために、屋外では森のプロムナード、運動場に面したコロネード、屋内では校内生活の中心となる2階にメディア・アベニューを配置しています。森のプロムナードは150m続く植栽の並木道です。運動場に面したコロネードは、雨天の屋外体育スペースやイベントの観戦など多目的に使え、運動場を補います。
2階を貫通するメディア・アベニューは、各学年棟、体育館アリーナを繋ぎ、大階段を介して南舎3階多目的スペースにも展開する、新しい岐高の目抜き通りです。メディア・アベニュー沿いには、図書室、コンピュータ室、視聴覚室、多目的教室などを配置し、生徒たちが、各種の情報メディア(本、インターネットなど全種媒体)を活用する技術を立体 的に習得し、思い立ったらいつでも誰でも知識を深められる場所を目指しています。ここは、創発的な学習の中心的な空間です。 教室を完全南面させ通風を優先し、空調に頼らなくても快適な生活が送れる空間です。各学年棟の階段室を利用した自然換気システムや、吹抜部分を効率的に管理する空調システムを取り入れています。また窓には原則外部バルコニーと上部に庇を設置し、日射エネルギーを減らし、同時に窓ふき等を外注しなくても出来るようにしています。
激動の未来の変化に柔軟に対応でき、かつ、岐阜のナンバースクールに相応しい美しさと清新さをもったデザイン、一度見たら、記憶に刻みこまれる品格の高い外観と木材を活用して暖かみのある内部空間です。南舎は躯体のみを残して全面的に改修しています。躯体建設費を節約し、耐震性能を向上させ、かつ地球環境保全への貢献、工期の短縮、建て替え時のスムーズな移転などのメリットがありました。校舎棟の配置は、仮設校舎を設けることなく、建て替え計画を推進することができました。
激動の未来の変化に柔軟に対応でき、かつ、岐阜のナンバースクールに相応しい美しさと清新さをもったデザイン、一度見たら、記憶に刻みこまれる品格の高い外観と木材を活用して暖かみのある内部空間です。南舎は躯体のみを残して全面的に改修しています。躯体建設費を節約し、耐震性能を向上させ、かつ地球環境保全への貢献、工期の短縮、建て替え時のスムーズな移転などのメリットがありました。校舎棟の配置は、仮設校舎を設けることなく、建て替え計画を推進することができました。
location:岐阜県岐阜市 / Gifu, Gifu
completion date:2012.3
principal use:高等学校 / Senoir high school
architect:岬・デザインボックス設計業務特別共同企業体+アプルデザインワークショップ
structural engineering:岬建築事務所(改修/校舎棟)構造設計集団(体育館)
mechanical and electrical engineer::岬建築事務所
contractors:大日本・共栄・安部 特定建設工事共同企業体
number of stories:地上4階
structure:SRC造
site area:28956
building area:6861.31
total floor area:15806.68
photography:北嶋俊治 kitajima toshiharu/archi photo