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篠田桃紅美術空間

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回転する展示壁面のある美術空間。

篠田桃紅さんは著名な書家であり抽象画家であり随筆家であり、現在も精力的に制作に励んでおられる。作品が散逸しないように関市の鍋屋バイテク株式会社が主要作品を収集され、関市が寄託を受けて市庁舎の7階を改装して展示をすることになった。篠田家は岐阜市の東部出身で、関市に隣接している。

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エントランス展示壁面詳細図

エントランスホール。 館名サイン、ロゴは矢萩による。

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平面図

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叩きの床、土壁による構成。手前は花梨の床材。

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館名サイン、ロゴは矢萩による。

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遮光板詳細図

「篠田桃紅美術空間」は2003年に開設され、小さいながらも専任の学芸員を置く本格的な公共美術館の構えである。それだけに、単に空間のデザインを良くするというだけでは不十分で、館名ロゴ、カタログ、チケットなどトータルなデザイン戦略が必要であった。かねてよりつきあいがあった矢萩さんであるが、ようやく力をふるってもらえることができた。関係者皆満足のゆく結果となった。その一貫として室内のカラーコーディネーションも助けてもらった。もちろん矢萩さんの言うままでもないが、私の意のままでもなく、相互に尊重し合って合作ができた。

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回転パーティション詳細図

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2024年(令和6年)2月12日より休館し、同年3月31日に閉館。作品は鍋屋バイテック会社に返却された。

篠田桃紅美術空間

Toko Shinoda Art Space of Seki

Clay floor and wall that resonates with the art works

所在地:岐阜県関市

用途:美術館  

設備設計:総合設備計画

竣工:2002.1

写真:北嶋俊治

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